子会社のアトルとMVC統合で基本合意書締結 メディパルホールディングス

 メディパルホールディングスは10日、同社子会社のアトルとMVCとの間で統合に関する「吸収合併契約書」を締結したと発表した。
 契約書の効力発生日は本年4月1日(予定)。アトルを存続会社、MVCを消滅会社とする吸収合併方式で、同統合による存続会社の商号変更はない
同社グループは、「流通価値の創造を通じて人々の健康と社会の発展に貢献する」を経営理念に掲げ、「医療と健康、美」のフィールドで事業展開している。
 この中で、アトルは、同社完全子会社として九州・沖縄エリアにおいて医療用医薬品等の卸売事業を展開し、幅広い医療機関・保険薬局と取引関係を有している。
 一方、MVCはアトルの完全子会社として、九州北部を中心に医療機器等の販売事業を行っており、内視鏡を中心として専門性の高い営業活動を展開している。
 同統合により、両社の強みを生かした販路基盤の拡大と専門性の高い人材のさらなる活躍を図ることで、九州・沖縄エリアにおける医療機器等の販売事業の発展を期していくことが最良であると判断した。

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