千葉商科大学は、7月24日13時半殻開催する「認知症サポーター養成講座」の受講生を募集している。受講料は無料。同講座は、市川市との包括協定に基づく事業の1つとして開催されるもの。
「認知症サポーター」とは、認知症について正しい知識をもって、認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする応援者を意味する。認知症の人の意思が尊重され、住み慣れた地域環境で暮らし続けられるやさしい社会をめざして、我々一人ひとりに求められる支援活動だ。
認知症は、誰もが関わる可能性のある身近な問題である。厚労省の調査で、認知症の高齢者は団塊の世代が全て75歳以上となる2025年に最大で730万人(およそ5人に1人)に達することが見込まれている。国が行う認知症関連施策の一環である、「認知症サポーターキャラバン」で誕生した認知症サポーターは全国で約1534万人(2024年3月末現在)になる。
同講座では、講義や動画による説明で、認知症の方への対応方法などを具体的に学ぶ。この講座を通じて多くの人々が認知症の人やその家族の応援者となって、住みつづけられるまちづくりの活動につながることを目指している。
「認知症サポーター養成講座」を受講した人には、認知症サポーターであることを示す「オレンジリング」が渡される。認知症サポーター養成講座の概要は、次の通り。
【参加料】無料(対面形式)
【開催日時】2024年7月24日(水)13:30~15:00 [講座回数:1回]
【会場】千葉商科大学1号館2階1209教室
※公共交通機関を利用すること。
【受講対象】市川市在住・在勤・在学で18歳以上の人
【定員】50名(定員になり次第、募集終了)
【講師】 キャラバン・メイト 石川洋子氏
【申込締切】 2024年7月21日(日) 23:59まで
【申込方法】次のWebサイトより申し込む。
https://www.cuc.ac.jp/event/2024/ninchisyo0724.html
【主催】千葉商科大学/市川市(包括協定事業)