山形大学と放射線治療の計画手法で共同研究開始 ビードットメディカル

 ビードットメディカルは、山形大学と、X線、陽子線、重粒子線を用いた放射線治療における最適な治療計画手法を明らかにする共同研究契約を締結し、1日より研究を開始した。
 今回締結された共同研究契約は、ビードットメディカルが山形大学と共同でX線、陽子線、重粒子線を用いた放射線治療における最適な治療計画手法を明らかにすることを目的としたもの。
 この共同研究により、山形大学で実施している重粒子線治療を含む放射線治療において、効果的かつ効率的な治療方法の選択が可能になり、より治療効果の高い治療法を科学的根拠をもって、患者に提示できることに繋がるものと期待されるる。
 ビードットメディカルは、患者のQOLが高い陽子線治療の普及促進をミッションとして、超小型陽子線がん治療装置の開発を進める医療機器スタートアップである。
 一方、山形大学は、2022年より山形大学医学部東日本重粒子センターで重粒子線治療を提供しており、ビードットメディカルは設備導入時の設計・製造に関する技術コンサルティングを提供している。

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