塩野義製薬は17日、大阪府枚方市(市長:伏見 隆氏)と「感染症対策の支援・啓発に係る連携協定を10月14日付で締結したと発表した。
感染症は、細菌、ウイルス、寄生虫などの病原体が感染して発症する疾患であり、風邪など比較的症状の軽いものから入院治療を要するもの、生命の危険にかかわるものまでさまざまだ。
誰もが日常生活の行動のなかで病原体に接する可能性があり、感染および発症した際には自身だけではなく周囲にも影響をおよぼす可能性があるため、感染症を知り、正しく恐れることは、自身の健康とともに周囲の健康を守ることにも繋がる。
同協定に基づき、塩野義製薬と枚方市はそれぞれの強みを活かして密接に連携し、主に感染症分野において次の取り組みを展開する。
(1)感染症の予防に関する取り組み
(2)感染症に係る教育及び啓発に関する取り組み
(3)災害時における感染症対策に関する取り組み
(4)その他、本協定の目的に資する取り組み
枚方市は、大阪府の北東部、大阪と京都市の中間に位置し、古くから淀川舟運の港、東海道の宿場町として栄えてきた。人口約40万人、淀川や里山など豊かな自然と都市部が共存するベッドタウンで、2022年に市制施行75周年を迎えた。
公民連携の取り組みを積極的に活用したICT教育の推進や子育て支援、健康寿命の延伸に向けた取り組みを進めるなど市民にこれからも、「枚方にずっと暮らしていきたい」と思って貰えるよう、様々な主体との連携のもと新たな取り組みにチャレンジしていく。URL:https://www.city.hirakata.osaka.jp/