新型コロナワクチン「6ヵ月~4歳用」および 「2価:起源株/オミクロン株BA.4-5」承認取得 ファイザーとビオンテック

 ファイザーとビオンテックは5日、新型コロナワクチン「コミナティ筋注 6ヵ月~4歳用」の初回接種(初回免疫)に係る製造販売承認、および「コミナティRTU筋注(2価:起源株/オミクロン株BA.4-5)」の追加接種(追加免疫)に係る製造販売承認事項一部変更承認を取得したと発表した。
 承認された「コミナティ筋注 6ヵ月~4歳用」は、新型コロナウイルスの起源株のスパイクタンパク質をコードするメッセンジャーRNA(mRNA)を含む1価ワクチンで、6ヵ月~4歳を対象として、2022年7月14日に厚生労働省に製造販売承認申請していたもの。
 また、「コミナティRTU筋注(2価:起源株/オミクロン株BA.4-5)」は、SARS-CoV-2の起源株とオミクロン株BA.4/BA.5系統のスパイクタンパク質をそれぞれコードする2種類のmRNAを含む2価ワクチン。12歳以上を対象として、2022年9月13日に厚生労働省に製造販売承認事項一部変更申請していた。
 コミナティは、ビオンテックが所有するmRNAワクチン技術に基づいており、ビオンテックとファイザーが共同開発している。ビオンテックは、米国、EU、英国およびカナダにおける製造販売承認、ならびに米国(ファイザーと共同)およびその他の国において計画している製造販売承認申請に先立つ緊急使用許可または同等の許可等を有している。

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