大阪・関西万博 公式キャラクターデザイン最優秀作品決定

最優秀作品 候補C

2025年日本国際博覧会協会は22日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の公式キャラクターデザインの最終選考委員会を開催し、最優秀作品を決定したと発表した。
 今後、同作品を、2020年8月に決定した公式ロゴマークに続く、もうひとつの大阪・関西万博のシンボルとして、大阪・関西万博の更なる周知と機運の醸成に広く活用するとともに、世界中から愛され、親しみを持たれるキャラクターとして育てていく。
 同作品は、昨年11月1日から12月1日の間に応募された1898作品の中から選ばれた。同協会は本年3月2日に、各選考過程を経て選ばれた最終候補作品3作品を発表。
 さらに、3月2日から10日まで実施した最終候補作品に対する意見募集には、4万0704件の意見を得た。22日の最終選考委員会では、皆様から寄せられた各最終候補作品へのご意見を参考にしながら選考を行い、最優秀作品を選出した。

◆制作意図:ロゴマークをそのままキャラクターに出来ないかな?というアイデアから生まれました。「水の都」の水と一緒になることで、姿を変えられることをコンセプトに、ロゴマークをパーツに分けて、色々な形のキャラクターを考えてた。生き生きとしたロゴマークのイメージを損なわない様に心がけた。

◆特徴:このキャラクターに定まった形はない。メインのデザインはあくまで形のひとつ。赤い部分は分裂し、青い部分は自在に形を変える。定まることはない。万博に関わる全ての人々、一人一人の頭の中で、キャラクターは色々な姿に変化してゆく。だからこそ、その形は、今の多様性の世の中から善き未来の姿をうつし出すことを願っている。

◆ロゴマークとの関係性:
生きているロゴマークは、ずっと「変わりたい」と願っていた。ある時、清い水と出会ったことで、色々な形に姿を変えることが出来る様になった。その時から、ロゴマークはこのキャラクターと、ひとつになった。
 ロゴマークは、「なりたい自分になる」そう願いながら日々、より善き姿を求めて変化している。想像する力がある限り、変化の可能性は無限大である。

◆グループ名:mountain mountain(マウンテンマウンテン)
◆作者(代表者):山下浩平氏
◆生年:1971年
◆職業:デザイナー・絵本作家 

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