「目の愛護デー」で日常のアイケアの大切さを訴求 特上の“黒瀬ぶり”を使った「ブリロート丼」も初披露 ロート製薬

目から元気になれる“ブリロート丼”

 ロート製薬は6日、ロートレシピ 梅田 NU 茶屋町プラス店(大阪市北区)で、10月10日の「目の愛護デー」と「とと(魚)の日」にちなみ、ロート製薬・ロートウェルコート・ニッスイの3社で、“魚を食べる”ことから目の健康について考えるメディア説明会を開催した。
 説明会では、魚の健康機能に関する知見と、アイケアに関する知見を掛け合わせ、「魚を食べること」の機能性と「目をいたわること」の両面から、健康を考える切っ掛けを提案。
 その後、「2026年目の愛護デー」の取り組みの一環としてロートレシピ店で10月10から31日まで期間限定で提供されるニッスイグループが手掛ける「黒瀬ぶり」を使った新メニュー「ブリロート丼」の初お披露目や試食会が行われ、それに先立ち黒瀬ぶりの解体ショーも実演された。

黒瀬ぶりの解体ショー


 「魚を食べること」の機能性については、ニッスイ食品健康科学研究所機能性素材開発課の赤松裕訓氏が「EPA・DHAから考える目の健康―ドライアイ、加齢黄斑変性との関係」をテーマに講演した。

赤松氏

 EPA、DHAは、いずれも魚介類に多く含まれるnー3(ω3)系脂肪酸の一種である。EPAは特に抗炎症作用が注視され、脳、神経、網膜などに多く存在するDHAは目との関係が注目されている。EPAは、血液、血管、脂質代謝領域での研究が多い。
 可食部100g(生)に含まれるEPA・DPA量(mg)は、本マグロ(トロ)が4600㎎、さば4400㎎、サンマ3800㎎、ぶり(成魚)3800㎎で、これれの魚の含有量はかなり高い。また、EPA・DHAの生理機能は、「血管・血流・心臓」、「脳・神経・感覚器」、「抗炎症作用」、「免疫活性化効果」、「スポーツパフォーマンス改善」など多岐にわたる。その中で、魚食と目の健康との関連においては、視力、水晶体、網膜など様々な領域で研究されている。
 今回、赤松氏は、目の表面にかかわるドライアイと、目の奥の黄斑に関わる加齢黄斑変性について解説した。ドライアイは、目の表面の涙液に関係する。涙の量だけでなく、涙の安定性、蒸発、炎症も関わる。一方の加齢黄斑変性は、網膜中心部の黄斑が障害される疾患で、中心がぼやける、欠けるなど、中心視力に影響する。
 ドライアイには、涙の量だけでなく、涙の膜を保つことや目の表面の炎症を抑制することも重要と考えられる。このようなメカニズムから、EPA・DHAの摂取によって、自覚症状や涙の膜を保つ時間が改善された報告が多数みられ、涙の量ではなく、涙の膜が目の表面をより長く保つ方向への変化が確認されている。EPA・DHAによる涙の膜の保持や、目の表面の炎症を抑制することを通じて、ドライアイの改善につながる可能性が期待できる。
 一方、加齢黄斑変性においては、DHAは視細胞の膜に豊富に存在し、資格を支える膜環境に関わっている。魚やEPA・DHAの摂取量が多い人は、加齢黄斑変性発症リスクが低いという関連が多数確認されている。
 その一つに、加齢黄斑変性のない女性医療従事者3万8022名を対象に平均10年間の追跡した前向きコホート研究がある。同コホート研究では、「魚の摂取頻度が月1回未満と週1以上の人を比べると、後者は42%加齢黄斑変性の発症頻度が低かった。DHAの低摂取群と高摂取群では、高摂取群のそれは38%低く、同様にEPAでは34%低かった」という結果が報告されている。
 赤松氏は、こうしたデータを総括して、「魚をしっかり食べている人は、ドライアイや加齢黄斑変性のリスクが低くなる」と強調し、「EPA・DHAを含む魚を日常の食生活の中で無理なく取り入れることの重要性」を訴えかけた。
 他方、ニッスイグループが手掛ける「黒瀬ぶり」の最大の特徴は「沖合での完全養殖」にあり、絶大な旨さの秘訣でもある。最新の技術で孵化から稚魚までの育成を行っており、親を選別し成長のモニタリングできる完全養殖のメリットをふんだんに活用。
 「成長が良い」、「脂の乗りが良い」など優良な親の特性を遺伝させる選抜育種を行うことで、代々その品質を高める、人工収漁100%の完全養殖を実現した。加えて、採卵期を年5回に分散させることにより、成長して脂の乗ったぶりを1年を通じて安定供給している。水揚げ直後に船上で活じめする短時間加工手法も見逃せない。鮮度を逃さず提供している。
 2022年度からは、人工苗種100%の年間出荷体制に移行し、天然資源に頼らないサスティナブルな水産業の未来に貢献している。「天然資源を守りながら、美味しい旬のぶりを1年中楽しめる」。これこそが“黒瀬ぶり”の最大のアピールポイントだ。
 こうした脂のりの良いニッスイの「黒瀬ぶり」を主役に、ケール、ブロッコリー、卵、キウイ、ミニトマトなど彩り豊かな食材を組み合わせた期間限定メニュー「ブリロート丼」が、10月10日の目の愛護デー×ととの日に合わせて、10月10日~31日まで1日 30食限定でロートレシピ NU茶屋町プラス店で提供される。価格は1680円(税込)。
 ロート製薬およびニッスイの社員食堂においても、「黒瀬ぶり」を使用した各拠点オリジナルのメニューを提供し、社員にも日々の食事を通じて目の健康について考える機会を広げていく。
 また、10月10日には、三重県伊賀市の「伊賀百貨」でも「ブリロート丼」を提供し、地域の人々にも食を通じて健康について考えて貰う機会を広げる。
 
       

タイトルとURLをコピーしました