6月20日に横浜で「心配性、それってGAD かも」テーマに市民公開講座開催 第3回日本外来精神医学会学術総会とヴィアトリス製薬共催

 第3回日本外来精神医学会学術総会とヴィアトリス製薬は共催で、6月20 日、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)において市民公開講座「心配性、それってGAD かも ~全般不安症(GAD)を知る:病気のしくみ・診断・治療~」を開催する。同市民公開講座は、全般不安症(GAD)への理解促進を目的としたもの。参加費は無料。
 GAD は、複数の出来事や活動に対して、慢性的にコントロールできない過剰な「不安」や「心配」を中心症状とする疾患である。不安や心配に加えて、十分な睡眠がとれなくなったり、筋肉が緊張して凝ったりなどの身体症状や、落ち着かない、疲れやすい、イライラする、集中できなくなることで、生活や仕事において深刻な機能障害を起こす場合がある。
  WHOの報告によると、日本におけるGAD の生涯有病率は2.6%とされており、自己記入式質問票であるGAD-7を使用した最近の研究では、疑いを含むGAD( GAD-7スコアが10 点以上)の有病率が7.6%であると報告されている。
 一方で、「性格の問題」「心配性だから仕方がない」と考え、医療機関への受診をはじめとする適切な支援につながらないケースも少なくない。実際に、GAD に罹患した経験がある人のうち、医療機関で治療を受けたことのある人の割合は30.9%と報告されている。
 これまで日本ではGAD に対して承認された薬剤がなかったため、症状に悩みながらも適切な診断・治療を受けられていない患者も存在した。今後は新しい治療選択肢の登場に伴い、自身の症状を性格ととらえて我慢してきた人、症状に気づきながらも受診をためらっていた人にGAD に関する正確な情報を理解しやすい形で啓発することで、医療機関への受診を通じた適切な治療を促進することが重要になる。
 同市民公開講座では、精神科医療の第一線で活躍する専門医が登壇し、GAD の基本的な病態理解から診断や治療について、一般の人にもわかりやすく解説する。
 また、GAD を経験された当事者も登壇し、体験談を交えたパネルディスカッションを通じて、「GAD とともに生活する」ことへの理解を深める機会を提供する。
 同市民公開講座は、ヴィアトリスが掲げる「世界中の人々が人生のあらゆるステージでより健康に生きられるよう貢献する」というミッションのもと、メンタルヘルス領域における疾患理解の向上と、適切な診断・治療への橋渡しを目的として開催されるもの。事前登録を推奨しているが、当日の参加も可能で、オンラインでも視聴できる。開催概要、プログラム内容、参加方法は、次の通り。

【開催概要】
◆名称: 心配性、それってGAD かも
全般不安症( GAD)を知る ~病気のしくみ・診断・治療~

◆日時: 2026 年6 月20 日(土) 10:00~11:45(開場予定 9:30)

◆会場: パシフィコ横浜 会議センター 4 階「411+412」
(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)

◆参加費: 無料(会場:定員100名・先着順)
オンライン視聴も可能です
参加・オンライン視聴方法

【プログラム内容】
◆講演1
「『ずっと不安』は病気かも ~全般不安症の理解」
医療法人 悠仁会 稲田クリニック院長 稲田泰之氏

◆ 講演2
「全般不安症って知ってますか? : その診断と治療について」
のぞみの丘ホスピタル 院長/岐阜大学名誉教授 塩入俊樹氏

◆ パネルディスカッション
司会:日本うつ病センター 名誉理事長 樋口 輝彦氏

◆パネリスト:
GAD当事者
稲田クリニック院長 稲田泰之氏
のぞみの丘ホスピタル院長/岐阜大学 名誉教授 塩入俊樹氏

【申し込み方法】
次のURLから申込む
https://forms.office.com/r/5Ga6SDLrwr

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