塩野義製薬は15日、視覚再生遺伝子治療の実現を目指すスタートアップ企業のレストアビジョン社に出資したと発表した。今回の出資は、同社のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)活動における初めての出資となる。
レストアビジョン社は、独自の光センサータンパク質「キメラロドプシン」による視覚再生遺伝子治療の実現を目指すスタートアップ企業だ。同社の技術は、いまだ予防法・治療法が確立していない網膜変性疾患による失明がもたらす患者の生活苦や周囲の負担などの社会課題の解決への貢献が期待されている。
塩野義製薬は、2025年4月に新たな市場や技術領域で次世代の成長機会を見出すことを目的にCVCを設立した。医薬品にとどまらず、技術・インフラ、資源など幅広い領域を投資対象とし、社会課題の解決や医療の発展に資する新たな価値創出を目指し、CVC活動に取り組んでいる。
同社のCVCは革新的な技術や事業アイデアを有するスタートアップ企業と早期から連携し、研究開発力や事業経験、ネットワークを活かした支援を通じて、双方の成長につながる関係構築を目指している。

