
GSKとヴィーヴ社は17日、職場におけるLGBTQ+に関する取組みの評価指標であるPRIDE指標の「ゴールド」認定を2019年から7年連続で取得したと発表した。
GSKグループの日本におけるLGBTQ+に対する取り組みは、次の通り。
・ 育児や介護のための休職や慶弔見舞金の受け取りなどについて、事実婚や同性婚を日本における法律婚と同等に扱うパートナーシップ制度
・ LGBTQ+をはじめ、多様な背景をもつ社員の働きやすさを追求したオフィス設計を含む就業環境
・ インクルージョンの重要性について学ぶe-Learning研修などの継続提供(経営層を含む全社員の受講を必須とする)また新たに経営層を対象としたSOGIEハラワークショップを開催
・ GSKグループ内の有志にて構成された従業員リソースグループ(ERG)であるSpectrum JAPANによる、グローバルや他社と連携した社員向け啓発活動(講演会・座談会等の開催や社内SNSを通じた情報提供など)
GSKグループのSpectrum JAPANは、同業他社の従業員リソースグループのネットワークである「Pharma Ally Japan」に参加し、企業をまたいでインクルージョンを推進する活動を行っている。定期的に7社合同の勉強会も開催しており、本年5月にはセクシュアリティに関する基礎知識とプライド月間の歴史を学び、10月の合同勉強会の中では当事者と一緒に、互いに尊重し合える環境づくりについて理解を深めるセッションも開催した。
◆ポール・リレットGSK代表取締役社長のコメント
7年連続でゴールドを獲得できたことを大変嬉しく思う。GSKグループが、卓越した人財を引きつけ、維持できる、インクルーシブな組織を目指して、有志社員による活動と会社の取り組みを継続してきた結果を認めていただいたものと受け止めている。GSKグループは今後もインクルージョンを推進し、お互いを尊重しながら、誰もが自分らしくいきいきと働くことができる環境を築くことでイノベーションを生みだし、予防と治療を通じて患者さんならびに社会に大きく貢献していきたい。
◆村木基ヴィーヴ社代表取締役社長のコメント
この度ゴールドを獲得できたことを非常に誇りに思う。これは、ヴィーヴ社とGSKが協業し、インクルージョンを組織の中心に据え、HIVとともに生きる人々を誰ひとり取り残さないという使命を果たすために継続的に努力してきた成果である。多様性に富んだチームと、誰もが自分らしくいられるインクルーシブな文化が、ビジネスパフォーマンス向上、HIVコミュニティとのコラボレーションや貢献を可能にしていると感じている。これからも、インクルーシブな環境を築き、画期的なイノベーションを通じてHIVとともに生きる人々の生活の向上に尽力していく。

