PCR検査時の医療従事者飛沫感染防止エアーテント「危機管理産業展」で初展示  アキレス

 アキレス(本社:東京都)は、コロナ禍におけるPCR検査に対応するために開発した改良型:陰・陽圧式エアーテント『NPI-66』を開発、21日より東京ビッグサイトで開催される「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2020」に初展示する。
 同エアーテントは、感染症対策用の陰・陽圧式エアーテントの内側に独自の仕切り幕を新たに加えることで、PCR検査時の医療従事者の安全性と検査の効率化に配慮したもの。
 世界的に新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、感染者と非感染者の識別に向けたPCR検査の推進と検査数の確保が求められている。そこで、課題となるのは、検査員となる医療従事者の飛沫感染に対する安全性の確保であり、安定した医療体制の維持による検査の遂行だ。
 『NPI-66』は、今回のコロナ禍の中で当社の感染症対策用 陰・陽圧式エアーテントを使用する現場からの飛沫感染リスクの軽減を切望する声にこたえ、「NPシリーズ」の内側に独自の仕切り幕を新たに加えた改良型。2重天幕の内天幕内に仕切り幕を新たに設置し、内部を2つのゾーンに仕切ることで、検査時の医療従事者への飛沫感染リスクに対する安全性を高める。
 また、新設の仕切リ幕を含め、内天幕は床布と一体構造になっており、一定期間使用した後に内天幕のみを外して廃棄・交換することが可能だ。テント本体を買い替えることなく、衛生的な検査空間が確保でき、医療機関のコスト負担軽減に配慮している。
 内天幕内の仕切り幕を使用しない場合も、陰・陽圧式エアーテントとして感染症ウイルスへの検査対応が行える性能を有している。改良型:陰・陽圧式エアーテント『NPI-66』の特徴と製品概要は次の通り。
◆特徴
1、仕切り幕で受検者と医療従事者を仕切り、飛沫感染のリスクを軽減
2、内天幕一式を廃棄できるためテント本体の買い替えが不要
3、災害時にスピーディーな設営が可能
◆製品規格
 寸法:幅6m×長さ6m×高さ3m(テント展張時の本体寸法)
 幅2.15m×長さ2.5m×高さ2.35m(テント展張時の前室寸法)
 重量:約160kg(テント本体・前室の天幕、床布、気柱の総重量)
 気柱:縦気柱φ41cm×3本/横気柱φ32cm×6本
◆素材
気柱:CSMゴム引布(4層構造)
天幕:PVCターポリン
仕切り幕:PVCターポリン
床布:PVCターポリン
◆構成内容
テント本体、多目的空気清浄機「ACE-4000NP」、照明セット、ハンディーブロア、テント固定水のう、前室、内天幕、他
◆販売地域:全国
◆ホーム ページ
【アキレス株式会社 コーポレートサイト】 https://www.achilles.jp
◆『NPI-66』の展示会出展名 称:危機管理産業展(RISCON TOKYO)2020
会 期:10月21~23日
会 場:東京ビッグサイト青海展示棟
当社出展ブース:AG-07

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