田辺三菱製薬は7日、同社社員の今井勇太氏と寺井捺貴氏が本年11月15~26日まで日本で初めて開催される第25回夏季デフリンピック競技大会のデフビーチバレーボール男子日本代表に選出され、出場すると発表した。
デフリンピックはデフ(きこえない・きこえにくい人)の国際総合スポーツ競技大会で、1924年に夏季大会がフランスで開かれ100周年を迎える。第25回夏季大会では、21競技が世界70~80の国や地域から参加して行われる。
デフビーチバレーボールはコートや競技形式など一般のビーチバレーボールと同じルールである。選手達が競技の中でどのようにコミュニケーションをとり、息の合ったプレーにつなげるのかが見どころだ。
田辺三菱製薬は多様性を尊重し、従業員が個々の能力を最大限に発揮して、夢に向かって挑戦することを応援している。デフビーチバレーボール男子日本代表ならびに今井勇太氏、寺井捺貴氏への熱い声援を切望している。
◆今井勇太氏のコメント

目標はメダル獲得。昨年の世界選手権大会は6位で、今回が一番メダルを狙える力があると思っている。デフリンピックでは先ず入賞(8位以上)をめざして、そこから一つずつ勝っていきたい。
仕事と競技の両立ができているのは会社の理解、周囲の支援があってこそで、とても感謝している。メダル獲得をめざして頑張るので、応援をよろしくお願いしたい。
◆寺井捺貴氏のコメント

デフリンピックでは、これまで積み重ねてきた努力の全てを出し切りたいと思う。仲間とともに挑戦できるこの舞台に感謝し、自分らしいプレーで世界に挑む。会社では日頃から皆さんに温かく支えていただき、心より感謝している。
日本代表として、そして田辺三菱製薬の一員として、誇りを持って全力で挑む。応援よろしくお願いしたい。

