武田薬品は17日、「Global Top Employer 2025」に8年連続で認定されたと発表した。今回、Global認定をうけた企業はわずか17社で、同社はその1社として名を連ねている。このGlobal認定に加え、24か国においてもTop Employerとして認定されている。
Top Employers Instituteは、人事分野のベストプラクティスを調査するHR Best Practices Surveyを実施し、その結果に基づいて企業・組織を認定している。同調査は、人事戦略(People Strategy)、職場環境(Work Environment)、採用(Talent Acquisition)、ラーニング(Learning)、ダイバーシティ&インクルージョン(Diversity & Inclusion)、ウェルビーイング(Well-being)を含む、20項目を評価対象としている。企業は既存の方針および施策について評価される。
武田薬品は、倫理と誠実さ(Ethics & Integrity)、存在意義と価値観(Purpose & Values)、ビジネス戦略(Business Strategy)、働く場としてのブランド力を示すエンプロイヤーブランディング(Employer Branding)および組織と変化(Organization and Change)の各項目でグローバルに高い評価を受けた。同社がTop Employerに認定された国は以下のとおり。
◇アジア太平洋: オーストラリア、中国、インド、日本、韓国
◇欧州: オーストリア、チェコ共和国、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スペイン、スイス、英国
◇南米: アルゼンチン、ブラジル、コロンビア、メキシコ
◇中東: イスラエル
◇北米: カナダ、米国
◆ローレン・デュプレイ武田薬品チーフHRオフィサーのコメント
当社の成功は人材によって支えられており、社員にとって素晴らしい職場環境を作り出すことは非常に重要である。Top Employers Instituteによる今回の評価は、当社のアプローチが認められたものであり、当社は、世界で革新的な医薬品を創出しお届けすることに尽力し、日々努力を惜しまない従業員を支えていることを誇りに思う。
◆David Plink Top Employers InstituteのCEOのコメント
一貫性のない世界での一貫性とは何を意味するのか。技術的、経済的、社会的な変化が常に存在する時代において、並外れた時代は人々と組織の最良の部分を引き出す。今年のTop Employers認定プログラムはこの力強さを表しており、2025年の認定Top Employerは、従業員に対する優れたコミットメントをグローバルに示している。彼らの全世界で一貫した人事施策へのコミットメントは、Top Employersプログラムを通してGlobal認定された一流の企業グループとして際立っている。私たちはこれらの企業とその功績を2025年にお祝いできることを大変光栄に思う。