ロート子どもの夢基金 第1回助成先の6団体採択を決定 ロート製薬

 
子どもをめぐる社会課題に向き合い「子どもの夢」応援活動支援

 ロート製薬は6月28日、助成事業「ロート子どもの夢基金」の第 1 回助成先として6団体の採択を決定したと発表した。
 「ロート子どもの夢基金」において、子どもをめぐる社会課題の解決・改善に向けて活動する団体を対象として初回助成先の公募を行い、厳正な審査の結果、応募総数 78件の中から6件の助成先を決定したもの。第1回助成先および選考委員のコメントは、次の通り。

【ロート子どもの夢基金 第 1 回助成先】
◆特定非営利法人キャリア base(千葉県/理事長:草場雄介)

◆一般財団法人教育支援グローバル基金 ビヨンドトゥモロー(東京都/代表理事:橋本大
二郎)

◆特定非営利活動法人キリンこども応援団(大阪府/代表理事:水取博隆)

◆一般財団法人健やか親子支援協会(東京都/理事長:河村秋)

◆認定 NPO 法人 3keys(東京都/代表理事:森山誉恵)

◆特定非営利活動法人みんなのコード(神奈川県/代表理事:利根川裕太)

 基金創設後初となる助成先公募では、多様化・深刻化する子どもをめぐる社会課題に向き合い、解決・改善に向けて活動する団体を全国から募集した。助成先の選定にあたっては、子どもが置かれた環境要因が、その子の夢や未来の選択肢を狭めることのないように、「子どもの夢を応援する、道を拓く事業であるか」を重視し、①現状の課題分析、②目標の実現可能性・持続可能性、③事業の独自の魅力、④予算設計の適切性の軸で選考を行った。

【「ロート子どもの夢基金」選考委員コメント】

佐藤大吾氏(武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 教授)
 「ロート子どもの夢基金」という名にある通り、子どもたちの現実を支え、夢を応援してくださる団体から多数応募をいただいた。どの活動も共感できるものばかりで、選考は難航を極めた。
 本助成プログラムによって、今回採択された団体の事業がより一層拡大することで、ひとりでも多くの子どもたちに笑顔がもたらされることを願っている。

◆中島さち子氏(株式会社 steAm 代表取締役)
 このような素晴らしい支援の仕組みが生まれたことにまず祝意と感謝と期待を!
 今回は、なるべく多様な方々に光があたり、大きな新たな仕組みや場、機会が生まれるように考えた。これを契機に、「誰一人取り残さない」創造性が民主化された社会・文化の構築に向けて、社会全体がいろいろな立場から動き出すと良いなと願っている。今回の合否に関わらず、さまざまな社会的価値の高いプロジェクトをどんどん形にして、手をとりあい、より素敵な社会・文化を協奏していこう。

◆平尾千絵氏(株式会社ファンドレックス 取締役)
 どの団体の活動も素晴らしいもので、資料を拝見しプレゼンを聞く中で、子どもたちがこれほど多様な困難に取り囲まれているという現状に改めて課題感を覚えると同時に、現場で子どもたちと真剣に向き合っている大人たちがいてくれることを、大変心強く思った。
皆さまのますますのご活躍にご期待申し上げたい。
 また、ロート製薬がピースウィンズ・ジャパンと共に当助成事業を立ち上げられたこと、社会に対してビジネスができることの新たな可能性を開いてくださったことに、深く感謝申し上げる。

◆山中雅恵氏(ロート製薬株式会社 取締役)
 今回の選考においては「子どもの夢を叶える」を確実に継続的に様々な視点で実現してくださる事業モデルであることを意識した。また、そのモデルが未来に向けて進化していく可能性についても評価したつもりである。
 最終選考に残った 15 団体様はどちらも子どもの夢に寄り添う心のあるモデルであったが、これらの観点で最終的に6団体を選んでいる。多くのご応募をいただいたことを深く感謝したい。今回の基金によって、一人でも多くの「子どもの夢」が実現されることを切に願っている。

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