大正製薬ホールディングス(HD)は18日、同日開催の臨時株主総会で、上場廃止に向けた株式併合などの議案が原案どおり承認可決されたと発表した。
その結果、東京証券取引所の有価証券上場規程に定める上場廃止基準を満たしたため、同社株式は、18日から4月8日までの間、整理銘柄に指定された後、4月9日をもって上場廃止となる。なお、上場廃止後は、同社株式を東京証券取引所スタンダード市場での取引はできなくなる。
大正製薬HDの株式については、創業家の上原茂副社長が代表を務める大手門が昨年11月27により実施していた株式公開買い付け(TOB)が本年1月16日に終了し、経営陣による自社買収(MBO)が成立していた。