ADC巡る特許係争で米国特許商標庁がSeagenh社特許の無効を決定 第一三共

 第一三共は17日、抗体薬物複合体(ADC)を巡るSeagenh社(本社:米国ワシントン州ボセル)との特許係争において、米国特許商標庁がSeagenh社の特許は無効であるとの決定を下したと発表した。
 今回、Seagenh社が米国連邦巡回区控訴裁判所に控訴中の特許権侵害訴訟において主張の根拠としている唯一の特許の有効性を審査する特許付与後レビュー(Post Grant Review、PGR)で無効が決定したもの。
 第一三共は、2020年12月23日にSeagen社の同特許が無効であるとして米国特許商標庁にPGRの開始を請求。米国特許商標庁は、2022年4月7日にPGRの開始を決定していた。同社は、「米国特許商標庁が本決定を下したことを高く評価している」とコメントしている。

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