2025年日本国際博覧会協会は、11月30日に、東京、名古屋、大阪で「大阪・関西万博 開幕500日前イベント~いよいよ入場チケット販売開始~」を開催した。
東京のイベントでは、同協会の十倉雅和会長が主催者挨拶を行い、岸田文雄内閣総理大臣よりビデオメッセージ、西村康稔経済産業大臣が来賓挨拶した。
十倉会長は、「本日いよいよ、入場チケットの前売販売開始となった。未来を担う子どもたちをはじめ、多くの方々にご来場いただけるよう様々な種類のチケットを用意している」と説明。
その上で、「20年ぶりにここ日本で開催される大阪・関西万博の魅力や楽しさを発信し、多くの皆様に来場したい、チケットを購入したいと思っていただけるよう、より一層、機運醸成に努めていく」と抱負を述べた。
西村大臣は、「人間そっくりなアンドロイドとの対話や交流、iPS細胞を使った心筋シート等の新しい再生医療技術、空飛ぶクルマ、他にも海外の参加国の方々と言語の壁を越えて会話できる多言語翻訳技術など、あっと驚く体験が開幕に向けて続々と発表されていく」と大阪・関西万博の展示トピックスを紹介した。
さらに、「未来を担う子どもたちや若者、そして世界中から来訪する老若男女が、いろんな技術やイノベーションを見て、触って、体感し、未来に明るい夢や希望が持てる、大いに楽しんでいただける、そんな素晴らしい万博にしたい」と呼びかけた。
トークセッションでは、石川勝会場運営プロデューサーが万博開催の意義や魅力をあらためて紹介し、この日、新たに大阪・関西万博スペシャルサポーターに就任した「FANTASTICS」とゲストのファーストサマーウイカが、販売を開始したばかりの入場チケットの種類や価格などの理解を深めた後、実演を交えて購入の仕方を紹介した。
その他、東京タワーや東京スカイツリーによる特別ライティングや、東京、名古屋、大阪の3都市で入場チケットの販売開始を記念したイベントを実施した。
名古屋のイベントでは、過去の万博や2025年の大阪・関西万博の概要、11月30日から販売開始した入場チケットの情報などをパネル展示で紹介。ステージイベントでは、大阪・関西万博公式キャラクターミャクミャクが登場し、入場チケットの購入について、実演を交えて紹介した。
午後の回では、愛知県瀬戸市在住の「万博おばあちゃん」こと山田外美代氏が登場し、万博の魅力を語った。
大阪のイベントでも、過去の万博や2025年の大阪・関西万博の概要、11月30日から販売開始した入場チケットの情報などをパネル展示で紹介された。
また、500日前に合わせて、Instagramのリールやストーリーズでミャクミャクと一緒に写真や動画が撮れる大阪・関西万博公式ARフィルター「EXPO2025ミャクミャクフィルター」の提供を開始した。