第一三共は17日、厚労省と2023年秋開始接種に使用するオミクロン株XBB.1.5対応の新型コロナmRNAワクチン(COVID-19 1価mRNAワクチン、DS-5670)を供給することに合意したと発表した。
今回の合意内容は、厚生労働省による同剤の薬事承認を条件としており、2023年度中に140万回分を供給するもの。
同剤については、2023年9月に日本において製造販売承認事項一部変更承認申請を行っている。第一三共は、国産初のCOVID-19 mRNAワクチンの同剤を年内に供給するため、生産準備を進めるとともに、ワクチン開発・生産技術のさらなる強化に取り組み、社会の安心・安全及び人々の健康に貢献していく。