健康管理アプリ「OMRON connect」で血圧データを管理 オムロンヘルスケア

腕を入れるだけで簡単に測定できる上腕式血圧計新発売

 オムロンヘルスケアは、カフ(腕帯)に腕を入れるだけで簡単に血圧が測れる通信機能付き血圧計「オムロン 上腕式血圧計 HCR-1901T2」を、9月28日に新発売した。
 HCR-1901T2は、筒状のカフに腕を入れるだけ測定できる通信機能付きの血圧計だ。カフ部分を手前に倒すと自動的に電源が入り、腕を入れて測定ボタンを押すだけで、簡単に血圧が測れる。表示部には、視認性が高い反転液晶を採用した。
 さらに、画面サイズは従来機種と比べて117%まで大きくした。また、測定したデータはスマートフォン健康管理アプリ「OMRON connect」に転送して、値の変化を表やグラフでわかりやすく確認できる。加えて、同社の体重体組成計や体温計などの通信機能付きデバイスで測定したデータと一元管理することも可能だ。
 HCR-1901T2の主な特長は、次の通り。

1、スマートフォン健康管理アプリ「OMRON connect」で簡単にデータを管理

 スマートフォン健康管理アプリ「OMRON connect」で簡単に測定データを管理してグラフや表で確認できる。朝晩の血圧値の傾向がひと目でわかり、服薬やお酒を飲んだなどの行動も簡単に記録できる「かんたん血圧日記」や測定記録を出力して診察に活用できる​「らくらく血圧手帳」、過去1週間の測定状況を家族や知り合いなどにメールで共有できる「血圧お知らせ定期便」など、​血圧管理に役立つ機能を利用できる。

2、カフの開閉で電源を自動ON/OFF
 カフ部分を手前に倒すと自動的に電源が入るので、腕を入れて測定ボタンを押すだけで、血圧測定を開始します。測定終了後も、カフを閉じると電源が切れるので、電源を切り忘れる心配がない。

3、文字が大きく、測定結果を確認しやすい表示画面
 視認性が高い反転液晶を採用し、表示画面を従来機種比で117%に拡大することで測定結果を見やすくした。また、測定結果が家庭血圧の基準値(収縮期血圧135mmHg、拡張期血圧85mmHg)以上だった場合に「血圧確認マーク」、測定中の脈が正しく検出されなかった場合には「不規則脈波」など測定中の状態や測定結果をわかりやすく表示する。

 国内の高血圧患者数は、約4300万人いると推定されている。そのなかで、適切に血圧をコントロールしているのは1200万人(27%)に留まると言われている。高血圧は、脳梗塞や心不全などの脳・心血管疾患の原因のひとつである。また、自覚症状がないため、気付かずにそのまま放置されることも少なくない。そのため、健康診断時の血圧測定だけで高血圧を確認するのではなく、普段から血圧を測ることが重要である。
 オムロンヘルスケアは、「脳・心血管疾患の発症ゼロ(ゼロイベント)」を循環器事業のビジョンに掲げてその実現を目指している。今後も誰でも簡単に正しく測定できる血圧計と血圧管理に役立つサービスを提供し、世界中の人々の健康ですこやかな生活に貢献していく。
 

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