シルクとナマコの組み合わせが皮膚のバリア機能回復し、常在菌のバランスを保持
ナマコエキス(ホロトキシン)の水虫治療薬「ホロスリン」を50年以上販売してきたホロスリン製薬は、本年7月より天然物由来のパウダーソープ「シルクリオ-絹美肌-」の販売を開始した。
シルクリオは、肌を育てる「シルク」、肌を守る「ナマコエキス」の2つの機能に、優しく洗浄する植物由来洗浄剤「ココイルグルタミン酸Na」を加えることで、「本来の美しい肌を取り戻す」という同品の開発コンセプトを実現したパウダーソープだ。
全身洗浄料として、顔、身体、髪の洗浄、頭皮、デリケートゾーンなどに使用でき、赤ちゃんから老人まで、敏感肌、乾燥肌、混合肌、肌荒れ、アトピーなど肌トラブルを持つ人に推奨される。
健康で美しい皮膚を育むには、「皮膚常在菌」の存在が必要不可欠である。皮膚常在菌には、善玉菌(代表:表皮ブドウ球菌)、日和見菌(同:アクネ菌)、悪玉菌(同:黄色ブドウ球菌)があり、肌本来の自然バリア機能を有する「皮脂膜」を作るには、皮膚常在菌のバランスが非常に重要となる。
シルクリオは、この皮膚常在菌を育て、かつバランスを整える役割を担う。配合成分のシルクは、皮脂膜の代わりになる保護膜を作り、その保護膜に皮膚常在菌が育つ環境ができ、肌に定着することで本来の肌作りをサポートする。
さらに、ナマコエキスには、皮膚常在菌のバランスを崩す大きな原因となる真菌(カビ、カンジダ、マラセチアなど)を抑制する効果があり、肌を守る。
ココイルグルタミン酸Naは、植物由来のアミノ酸系洗浄剤で、優しい洗浄力を特徴とする。健康で美しい肌には、外からの様々な刺激から肌を守る「バリア機能」が自然に備わっている。シルクリオは、そのバリア機能を洗い落とさないように優しい洗浄力に調整している。
ホロスリン製薬では、シルクとホロトキシンを組み合わせることにより、真菌の抑制力を1.3倍高める機能性特許(特許第6902803号)を保有している。シルクリオは、この特許技術によって、肌のトラブルを起こす真菌のみを抑制して効率よく健康な肌に必要な常在菌のバランスを整える。シルクとホロトキシンは、天然由来成分のため、肌に優しく高い抗真菌性を保つスキンケアに非常に適している。
近年、皮膚科領域で「マラセチア」に起因する皮膚トラブルが注目を集めている。マラセチアは、皮膚真菌症の「癜風」の起因菌で、マラセチア毛包炎、マラセチア間擦疹、脂漏性皮膚炎やフケ症の発症に関与している。
皮膚常在菌の中で、マラセチアやカンジダが増加して皮膚常在菌のバランスを崩す肌トラブルの発生が増加しており、シルクリオによるスキンケアが期待される。
また、シルクリオをパウダー剤型としているのは、防腐剤や保存料の添加を避けるためだ。液剤やクリーム状の剤型は扱いやすいものの、水分が含まれているため腐敗防止のための防腐剤や保存料の添加が不可欠だ。同品は、使い易さよりも‟安全で刺激のない優しい石鹸作り”を重視し、「水分を含まないパウダー状の剤型」を選択した。
価格は、1本35g入り8800円(税込み)。洗顔のみであれば、1本で3~5カ月使用できる。
シルクリオは、発売以来2カ月経過したが、使用者からは、「乾燥肌によるかゆみが治まった」、「皮膚の赤みがひいた」、「肌荒れが改善された」、「おむつかぶれが改善された」などの声が寄せられている。
公式サイト
https://silkrio.com/
「シルクリオ-絹美肌-」の問合せ先は、メール:contact@holosrin.com、電話:06-6752-0359、ホロスリン製薬まで。