塩野義製薬は4日、抗インフルエンザウイルス薬「ゾフルーザ」について、台湾で5歳以上12歳未満の小児適応追加申請を台湾衛生福利部食品薬物管理局(TFDA)に行ったと発表した。
同社グループ会社の台湾塩野義が適応追加申請したもの。適応は、5歳以上12歳未満の小児におけるインフルエンザウイルス感染症の治療およびインフルエンザウイルス感染者との濃厚接触後の発症予防。
台湾において、ゾフルーザは「成人および12歳以上の小児における急性A型、B型インフルエンザウイルス感染症の治療およびインフルエンザウイルス感染者との濃厚接触後の発症予防」の適応で承認されている。
今回の適応追加が承認されれば、5歳以上12歳未満の小児においても、ゾフルーザの単回経口投与がインフルエンザウイルス感染症の治療および発症予防の新たな選択肢として貢献することが期待される。