短腸症候群治療剤「レベスティブ皮下注用0.95mg」発売 武田薬品

 武田薬品は8日、短腸症候群(SBS)治療剤「レベスティブ皮下注用3.8mg」の剤形追加として、低含量製剤「レベスティブ皮下注用0.95mg」を発売したと発表した。
 0.95mg製剤は、海外または国内で乳児および小児を対象として実施された臨床第3相試験(TED-C13-003、SHP633-301、SHP633-303、SHP633-304およびSHP633-302、SHP633-305)などの結果を基に、2021年11月26日に厚生労働省に製造販売承認申請を行い、2022年9月2日に製造販売承認を取得したもの。

◆谷垣任優武田薬品ジャパンファーマビジネスユニット消化器疾患事業部長のコメント
 0.95mg製剤の発売により、3.8mg製剤では投与できなかった体重10 kg未満の乳児や小児のSBS患者さん、または体重20kg未満の中等度以上の腎機能障害(クレアチニンクリアランス50 mL/min未満)を有する患者さんへの投与が新たに可能になる。
 これまで以上に多くのSBS患者さんに貢献できることを大変うれしく思う。

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