松風・サンメディカル・三井化学は、6月より、松風のブラジル販売子会社を通じて、サンメディカル製造の歯科用接着材料スーパーボンドをブラジルで発売する。
スーパーボンドは、歯科接着用レジンセメントとして、1982年にサンメディカルが製造販売を開始し、日本では発売開始以来その高い接着性と豊富なエビデンスを元に、多くの歯科医師に繁用されている。また、米国、欧州、中国及び韓国にも輸出され、海外でも広く臨床現場で使用されている。
松風と三井化学は、本年5月に資本業務提携契約を締結し、松風、サンメディカル及び三井化学がそれぞれに持つ得意分野を生かすことで、材料分野の研究開発、販売・マーケティング及び生産機能をより強固にして歯科材料市場における存在感を高め、企業価値の向上に取り組んでいる。
ブラジルにおいては、5月6日～9日までフォルタレザ市で開かれる国際歯科学会「CIOCE2023（2023年」での展示を皮切りに、セミナー等を通じて順次顧客に紹介していく。
松風、サンメディカル及び三井化学の三社業務提携の成果として、スーパーボンドの薬事認可をブラジルで取得、販売を行うことで、歯科用接着材料のシェア拡大を図るとともに、ブラジルの歯科医療に貢献していく。
