武田薬品は6日、 毎年4月17日の「世界血友病デー」の趣旨に賛同し、「Web公開セミナー」、「献血」、「チャリティウォーク」の3つの取り組みを実施すると発表した。
同社では、血友病領域におけるリーディングカンパニーとして、グローバルおよび日本において、血友病やその他の血液疾患への理解促進を目指し、さまざまな活動を継続的に展開している。3つの取り組みの詳細は、次の通り。
◆Web公開セミナー2023
4月15日(土)19:00-20:00に、「患者さんが血友病治療に対して本音で語り合う」をテーマに、「本音で語ろう!血友病~みんなで描く血友病の未来~」と題しWeb公開セミナーを実施する。
同セミナーでは、医療関係者(医師・看護師)に加え、血友病患者やその家族を招いて、講演・パネルディスカッションを実施する。詳しくは血友病の情報サイトヘモフィリアステーション内 https://www.hemophilia-st.jp/baxweb/movie_2023.html に掲載の情報を参照。
◆献血
武田薬品は、従業員に対して全国の献血会場での献血への協力を呼びかけるとともに、当社グローバル本社においても4月17日に日本赤十字社の協力の下、献血を行う。血友病を含む希少血液疾患において血液製剤は必要不可欠であり、血液製剤の製造に深く関与する献血活動は当社従業員が貢献できる活動の一つであると考えている。
◆チャリティウォーク
武田薬品は、従業員が自身の意志で希望する患者団体に支援をすることができる「チャリティウォーク」を実施している。チャリティウォークは「歩くと寄付につながる」という仕組みのチャリティイベントであり、「いつでも、どこでも歩くことにより支援」することができるイベントだ。
同イベントは4月10日から5月9日まで実施予定で、今回一般社団法人ヘモフィリア友の会全国ネットワークが寄付可能な患者団体の1つとして決定された。ヘモフィリア友の会全国ネットワークは、日本各地で活動中である血友病患者会の地区会を横断する緩やかな連絡体で、血友病患者及びその関係者との連携強化を図る事業を行い、血友病患者をとりまく諸問題に関して、よりよい方向性を形作ることを目的に活動している。