CDPより「気候変動」および「水セキュリティ」の両分野で「Aリスト企業」に選定 塩野義製薬

 塩野義製薬は13日、環境情報開示に取り組む国際的な非営利団体CDPにより、「気候変動」および「水セキュリティ」の両分野で最高評価「Aリスト企業」に選定されたと発表した。
 両コーポレートサステイナビリティ分野において透明性とパフォーマンスに対するリーダーシップが認められたもの。
 CDPの2022年「気候変動」および「水セキュリティ」質問書を通じて報告されたデータに基づくと、塩野義製薬は、評価対象となった世界の1万社以上の企業の中で、両分野で最高評価「Aリスト企業」を達成した45社のうちの1社となった。
 SHIONOGIグループは、SHIONOGI Group Heritage(SHIONOGIの基本方針)ならびにSHIONOGIグループ行動憲章のもと、取り組むべき重要課題として「環境への配慮」を特定し、SHIONOGIグループEHSポリシーに基づいて環境保護に貢献するための中長期的な行動目標を定めるとともに、その実現に向けた活動を推進している。
 特に、気候変動、水資源を含む省資源・資源循環、AMR(Antimicrobial Resistance:薬剤耐性)対策に注力しており、今回の調査でも、温室効果ガス排出量の削減、水資源の保護、洪水のリスク低減ならびにAMR対策の一環として実施している抗菌薬の環境への排出低減を目的とした排水の適正管理などを、高いレベルで継続的に実行していることが評価されたものと考えられる。

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