キイトルーダ 原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫について効能追加承認申請 MSD

 MSDは5日、キイトルーダについて、再発又は難治性の原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫(PMBCL)の単剤療法の効能追加承認を申請したと発表した。
 PMBCLは、希少な、胸腺B細胞由来の進行が速い悪性リンパ腫で、非ホジキンリンパ腫の2~4%、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の最大10%を占めている。
 若年成人に多く発症し、診断時の年齢の中央値は35歳である。化学療法による一次治療後も治癒しないPMBCL患者の割合は10~20%。
 再発の患者には、自家造血幹細胞移植が有効である場合があるが、再発・難治性の患者さんの転帰は不良であると報告されている。
 今回の製造販売承認事項一部変更承認申請は、海外P2試験であるKEYNOTE-170試験および国内P1試験であるKEYNOTE-A33の良好な結果に基づくもの。

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