北海道大学病院、日糧製パンと共同開発した減塩ロールパン新発売 北海道のローソン店舗

「塩を加えずに焼き上げたロールパン 2 個入」(税込 181 円)

 ローソンは13日より、北海道大学病院、日糧製パンと共同開発した「塩を加えずに焼き上げたロールパン 2 個入」(税込 181 円)を北海道のローソン店舗679店で新発売する。北海道大学病院が商品の監修をしたのは初めて。
 今回発売する商品は、食塩を使用せずに製造し、塩分 80%をカットしたロールパンで、北海道大学病院の監修の下、日糧製パンとローソンの3者で1年以上試作を繰り返して開発したもの。
 原材料の混合や発酵時間など製造工程を工夫することで、食塩不使用でも美味しく仕上げた。北海道産小麦等を使用したロールパンで、全粒粉入り生地をふんわりと焼き上げている。今後、北海道大学病院で病院食として提供することも検討している。
 日本人の1日あたりの塩分摂取量は、WHOが推奨する世界基準の目標値 5.0gの約2倍の10.1gと言われている。塩分の過剰摂取は、高血圧やがんの発症等のリスクにつながるとされており、厚生労働省が設定した2020年版の「日本人の食事摂取基準」では、成人1 日あたりの平均目標量は6g 未満となっている
 こうした中、ローソンは、糖質を抑え「たんぱく質」や「乳酸菌」を摂取できる「ブランパン」や食物繊維を摂取できる「もち麦おにぎり」など、健康志向の商品を開発してきた。また、この数年間、調理工程の見直し、だしや食材の旨みの活用、醤油やソースの食塩を減らす工夫などで減塩に取り組んできた。
 新型コロナウイルス感染症の影響により、日々の生活の中で健康への意識が高まる中、ローソンは今後も商品を通じて皆さまの健康サポートを目指していく。

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