オミクロン株BA.1対応新型コロンワクチンの国内承認取得 ファイザー

 ファイザーは12日、オミクロン株対応の新型コロナワクチン「コミナティRTU筋注(2価:起源株/オミクロン株BA.1)」について、追加接種(追加免疫)に係る製造販売承認を取得したと発表した。
 今回承認されたワクチンは、新型コロナウイルスの起源株とオミクロン株BA.1系統のスパイクタンパク質をそれぞれコードする2種類のメッセンジャーRNA(mRNA)を含む2価ワクチンであり、生理食塩水での希釈が不要な製剤(RTU製剤)になる。同剤は、8月8日に厚労省に製造販売承認事項一部変更申請したもの。
コミナティは、ビオンテックが所有するmRNAワクチン技術に基づいており、ビオンテックとファイザーが共同開発している。ビオンテックは、米国、EU、英国およびカナダにおける製造販売承認、ならびに米国(ファイザーと共同)およびその他の国において計画している製造販売承認申請に先立つ緊急使用許可または同等の許可等を有する。

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