2022年国際血栓止血学会で出血性疾患の個別化治療とR&Dパイプライン発表 武田薬品

 武田薬品は11日、2022 年 国 際 血 栓 止 血 学 会 ( International Society on Thrombosis and Haemostasis
Congress:ISTH)で同社の血液疾患領域全般のポートフォリオおよびR&Dパイプラインに関する13の抄録を発表したことを明らかにした。
 同データは、血友病Aとフォン・ヴィレブランド病(VWD)を抱える患者のために個別化治療を推進する可能性を有するとともに、血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)のような希少な血栓性疾患の特性を多方面から理解するためより多くの研究が必要であることを強調したもの。
 13抄録発表のハイライトは次の通り。

◆VWD患者に対する出血予防効果を調べる2つの試験の発表を含む、武田薬品の血液疾患領域全般のポートフォリオおよびパイプラインに関する13の抄録を発表

◆重症/中等症血友病A患者の長期的予後を評価するリアルワールド下の国際共同臨床研究であるAHEAD 試験の8年時点成績を公表

◆血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)に関する抄録では、疾患の特性を多方面から理解するために、より確固で包括的な疫学データの必要性を強調

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