アストラゼネカの日本法人代表取締役社長に堀井貴史氏就任

堀井氏

 アストラゼネカは1日、同日付けで堀井貴史氏が日本法人の代表取締役社長に就任したと発表した。
  堀井氏は、同入社以前、武田薬品において、シニアバイスプレジデント、日本オンコロジー事業部長を務め、グローバルオンコロジーリーダーシップチームおよびジャパンカントリーコミッティーの一員として役割を担っていた。
 さらに、新興国事業部門にて、中近東・アフリカ地域21カ国を統括する地域統括責任者、台湾法人の会長兼社長、新興国の事業戦略を統括する副社長、中国の戦略企画部長を務めるなど、世界各国で様々な要職を務めた。
 業界団体の活動にも積極的に取り組み、ドバイで米国研究製薬工業協会(PhRMA)のエグゼクティブコミッティメンバーを、台湾で中華民国開発性製薬研究協会(IRPMA)の常任理事兼マーケットアクセス委員長、および日本商工会議所の医薬品・医療機器委員会で副会長を務めるなど、各国の医療制度の改善、患者様を取り巻く治療環境の改善にリーダーシップを発揮してきた。
 2009年に米国バージニア大学ダーデン経営大学 経営学修士課程(MBA)を修了している。

 日本は、アストラゼネカ・グローバルにおいて、国単位の年間売り上げでは米国、中国に次いで第3位となる重点市場のひとつである。日本では、2022年から2024年にかけて3年間に適応拡大を含む37件の上市を予定している。
 アストラゼネカは堀井のリーダーシップのもと、患者のアンメットメディカルニーズに応えるための取り組みを加速するとともに、イノベーションを通じて患者中心のジネスモデル、日本のヘルスケアや社会への貢献を追求していく。

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