国外グループ従業員に対する長期インセンティブ報酬制度に基づく自己株式処分実施 武田薬品

 武田薬品は10日、国外同社グループ従業員に対する長期インセンティブ報酬制度(Long Term Incentive Plan、LTIP)に基づき自己株式の処分を実施すると発表した。
 武田薬品では、2020年6月24日開催の取締役会において、国外の同社グループ従業員に対し当社米国預託証券(American Depositary Share、ADS)に基づくインセンティブ報酬を付与するLTIPの導入を決議した。
 同決議は、国外の同社グループ従業員に対し、株主との一層の価値共有を推進し、リスクと報酬のバランスが適切に取れたインセンティブ報酬の付与により同社グループ幹部およびその他の従業員へのリテンション効果を高め、リスク軽減しつつ同社戦略を推進することを目的とするもの。
 自己株式処分の概要は、次の通り。

(1)払込期日:2022年7月7日

(2)処分する株式の種類および数:同社普通株式 813万7694株

(3)処分価額:1株につき3665円

(4)処分総額:298億2464万8510円

(5)割当予定先:同社及び同社子会社の従業員9478名、813万7694株

(6)その他:金融商品取引法による届出の効力発生を条件とする。

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