女性特有の健康課題と食で向き合う新ブランド「明治フェムニケアフード」立ち上げ 明治

先行して女性特有の健康課題啓発プラットフォーム「Femlink Lab.」始動

「明治 フェムニケアフード」新ブランドロゴ

明治は10日、女性特有の健康課題と食で向き合う新ブランド「明治 フェムニケアフード」を立ち上げると発表した。
 加えて、社会全体で女性特有の健康課題について考え、理解を深めていくための啓発プラットフォーム「Femlink Lab.(フェムリンクラボ)」を、同ブランド新商品の発売に先駆けて同日より先行公開する。

「Femlink Lab.(フェムリンクラボ)」サイトTOP


  「明治 フェムニケアフード」 は、あらゆる年代やライフステージにおける女性特有の健康課題に対し、仕方ないと我慢をしている人に食事でおいしくサポートをするという新しい選択肢を提供する食品だ。
 第1弾として、明治が得意とする食品形態や素材を活用した新商品を、2022年秋より全国で順次発売していくスケジュールを示している。
 近年、女性の社会進出やジェンダー平等、SDGsに対する意識の高まりなどから、女性特有の健康課題にテクノロジーや製品・サービスを通じて応える「フェムテック」・「フェムケア」市場に注目が集まっている。
 矢野経済研究所によれば、2020年のフェムケア&フェムテック(消費財・サービス)市場規模は、前年比103.9%の597億0800万円で、今後も市場拡大が見込まれている。
 新ブランド名である「明治 フェムニケアフード」とは、「女性(Female)」+「ケア(Care)」+「食品(Food)」を合わせた当社の造語。これは、女性特有の健康課題と向き合い、生涯を通じた女性の心とカラダをケアしていく食品であることを表現している。
 明治では、心身の変化を感じつつも、やむを得ず無対策や我慢でしのいでいる人に手に取ってもらいやすい「食品」の提供や、女性特有の健康課題に関する知識を深めるための情報提供と啓発活動を行い、女性のより豊かな生活に寄り添うことに、食品メーカーとしての大きな意義と使命を訴求している。
 明治は、粉ミルクを扱うメーカーとして、長年の母乳研究の過程で牛乳や母乳に含まれる乳たんぱく質の一種である「α-LA(アルファ – ラクトアルブミン)」の研究を行ってきた。
 これまで、商品化には至らなかったものの、女性特有の健康課題への支援を求める社会的機運の高まりと、社内の女性従業員からの切望する声が後押しとなり、構想が始まった。
 シリーズ第1弾の新商品として、様々な食シーンに合わせた明治ならではのカテゴリーを2022年秋発売する予定だ。
 第2弾以降では、第1弾の商品とは別の素材を活用した、更年期の女性に寄り添う商品の展開を企画している。

「Femlink Lab.(フェムリンクラボ)」有識者レポート(例)


 また、社会全体で女性特有の健康課題について考え、理解を深めていくことを目的とした啓発プラットフォーム「Femlink Lab.(フェムリンクラボ)」を、同ブランド新商品の発売に先駆けて5月10日より先行公開する。サイトURL:https://www.meiji.co.jp/learned/femlink-lab/
 同プラットフォームでは、女性の健康課題の一つである生理やPMS(月経前症候群)の基礎知識、社会や組織における生理との向き合い方、最新フェムテック・フェムケア事情などを、各分野で活躍する有識者の意見を交えながら情報発信していく。

犬山氏


 サイトでは有識者レポートのほか、後日、イラストエッセイストの犬山紙子氏、女子サッカー選手の下山田志帆氏が生理に関するテーマで語り合う特別対談コンテンツの掲載も予定している。

下山田氏

商品展開と並行して、女性特有の健康課題に対して正しい知識を発信し、セミナー・交流サロンといった考える場を設けるなどの情報提供と啓発活動を通じて、女性の生活がより豊かになる環境づくりを一層後押ししていく。

タイトルとURLをコピーしました