経済産業省の定める「DX 認定」を取得 参天製薬

 参天製薬株は10日、経済産業省が定める DX(デジタルトランスフォーメーション)認定制度に基づき、「DX 認定事業者」の認定を取得したと発表した。
 同社は、「基盤事業での利益率向上」、「新規領域の拡大」、「グローバル企業としての土台強化」の 3 つの主要戦略を通じ、2025 年までの中期経営計画の達成を目指している。
 この主要戦略に基づき、眼科事業において、眼の状態を可視化する一般生活者向けの疾患啓発アプリや医療従事者向けの疾患情報学習プラットフォームの提供などによるデジタルヘルスの展開、デジタル技術を活用した新製品の拡販、抜本的な業務効率化を実現する次世代 ERP(Enterprise Resources Planning)導入や、スマートファクトリー等によるグローバルプラットフォームの整備に取り組んでいる。
 また、環境変化に対する組織のレジリエンスを高
めるため、社員一人ひとりのニーズに合った柔軟な働き方が実現できるよう、ロケーションという枠に捕らわれずに就業を可能とする「Work from Anywhere」という新たな働き方施策を、日本を皮切りに昨年7月から実施し、その体制づくりをデジタルの側面からリードしている。
 参天製薬のDXの取り組みについて、経営者に求められる企業価値向上に向け実践すべき事柄を定めた 「デジタルガバナンス・コード」の項目(「経営ビジョン・ビジネスモデル」、「戦略」、「成果と重要な成果指標」、「ガバナンスシステム」)に関して認定基準を満たしていることや、ステークホルダーに適切な情報開示が行われていることが評価され「DX 認定」を取得した。

 ◆原実参天製薬執行役員 兼 チーフ・インフォメーション・オフィサー(CIO)のコメント
 当社のビジネスの在り方やビジネスモデルは急速にグローバル化しており、IT 組織の役割は、『グローバル事業に対するそれぞれの地域からの支援』と『デジタルソリューションの提供』を通じ、会社全体のバリューチェーンの効率化や進化の加速に貢献することにあると考えている。
 グローバルヘルスケア市場においては、データを活用し新たな製品・サービスを創出するビジネスモデルへの変革が加速している。
 業務変革におけるデジタルの活用と DX 戦略の推進に向けた体制強化を通じて競争力を高め、さらなる目の社会課題の解決に貢献していきたい。

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