世界初のAIによる新型コロナ発症リスク判定スマホサービス開始 シグナルトーク

 シグナルトーク(東京都)は2日、新型コロナを将来発症するリスクを判定する世界初のスマホサービス「Corona Lab(コロナラボ)」(https://corona-lab.tech/lp)を同日より開始すると発表した。
 コロナラボは、いつも食べている食品に含まれる食材や添加物、運動や喫煙などの生活習慣、既往症によって上下する発症リスクをAIが分析し判定するもの。
 同サービスは、無料で利用可能で、新型コロナの変異株や新たなパンデミックに備えるための解決策を提案する、社会貢献プロジェクトである。
 具体的には、食品のバーコードや原材料名をAIが読み取り、生活習慣やこれまでに罹患した疾患や症状を回答すると、AIが将来的に新型コロナを発症するリスクを5段階(A~E)で表示する。
 いつも食べている食品の中で発症リスクの増加要因となる添加物や食材、生活習慣の中で何が悪いのか、既往症はどのように影響するのか、などが詳細に判る。
 さらに、予防に役立つ生活習慣や、発症リスクが高い添加物や食材を含まない「Healthyフードリスト」も紹介する。
 AIは、国内で独自に集めたデータ、新型コロナに関して世界中で発表された論文、米FDAやEUなどの世界中のデータも学習し、統計的情報から分析結果を表示する。

AIカウンセリング結果 新型コロナを“将来”発症するリスクと健康改善のポイント

■AIカウンセリングの流れ
 食品に表示されているバーコードまたは原材料名表示をスマホで撮影し、約5分のAIカウンセリングの診断に回答すると、入力されたデータに基づき新型コロナを“将来”発症するリスクをAIが判定する。

 シグナルトークでは、9年以上に渡って人々の食生活と疾患の関係を分析してきた。新型コロナに関しても分析を行った結果、特定の添加物や食材の摂取が発症リスクを高めることや、運動、入浴などの生活習慣と発症リスクの関係が判明した。
 さらに、AIが、これらの分析結果に加えて、米FDAやWHO、EFSA、日本の消費者庁や厚生労働省が発表しているデータ、世界中から集めた論文、国内で独自に集めたデータを学習し、年齢や性別、BMI、既往症によるリスクなどの分析を行い、総合的に新型コロナの将来発症リスクの判定を行っている。

 コロナラボは、日本発のプロジェクトで、日本人の発症リスクの真実を追究し、AIが学習した結果を無料で公開する。当面は、10万人規模の参加を目指し、さらなる新型コロナ発症に関するデータを収集し、発症リスクの解明を進める。AIは、世界中のデータを学習し、発症リスクを計算する。 食生活や生活習慣の改善点もわかる。

■Healthyフードリスト
発症リスクが高い添加物や食材を“含まない”食品のリストを紹介する。
・「健康度」や「美味しさ」、原材料名、口コミを紹介

・食品は随時追加される

タイトルとURLをコピーしました