アムジェンは、日本頭痛学会、JPAC(頭痛医療を推進する患者と医療従事者の会)との共催で11 月 28 日13時よりオンライン開催する第 2 回「片頭痛コントロールカレッジ」の一般参加申込を開始した。同カレッジは、‟より良い片頭痛コントロール”を目指すことを目的としたもの。
参加費は無料。対象者は、頭痛の悩みをもつ人やその家族、頭痛コントロールに興味のある人など誰でも参加できる。Zoomウェビナーを使用するため事前登録が必要で、参加申込は https://www.henzutsu.net/collegeより受け付けている。
第1回目は、10 月 16 日にが開催され、頭痛の悩みを長年持ち続けている参加者から大変好評を得た。日本全国に約840万人いるとされる片頭痛患者とその家族に、頭痛との付き合い方、適切な対処方法を学ぶ機会を提供するため、第2 回開催の運びとなった。
第2回「片頭痛コントロールカレッジ」の特徴およおびプログラムは、次の通り。
【特徴】
・頭痛のタイプとその特徴、タイプ別の適切な対処方法を学べる
・つらい頭痛と上手くつきあうコツを紹介、誰でも気軽にできる体操や、片頭痛ヨガも体験できる
・片頭痛コントロールに有効なツール「頭痛ダイアリー」の正しい使い方を、先生からの解説と実際に長年利用している患者の経験を聞きながら一緒にマスターする
・Youtubeチャネル登録者数146万人を突破したヨガインストラクターのMariko氏が、完全オリジナル《片頭痛ヨガ》を実演紹介する
【プログラム】
・講演
「つらい頭痛はなぜ起こる?~頭痛ダイアリーの役割~」=坂井文彦氏(埼玉国際頭痛センター長)
「片頭痛はコントロールできる?~頭痛と上手に付き合おう~}=松森保彦氏(仙台頭痛脳神経クリニック院長)
・リフレッシュタイム
「片頭痛ヨガ体験!Mariko 氏考案の完全オリジナル《片頭痛ヨガ》の実演紹介」=B-Life/Mariko氏
・パネルディスカッション=演者および患者
◆平田幸一日本頭痛学会代表理事のコメント
片頭痛は、脳神経疾患のひとつで、専門の医師による適切な診断と治療によってコントロールが可能である。とはいえ、医療機関を受診せずに、自己流の対処でつらい症状があっても我慢し続ける患者さんが多くいる。
片頭痛患者さんの72%が病院を受診したことが無いというデータもある。片頭痛は、「我慢しなくていい、適切な対処でコントロールできる」ということをひとりでも多くの方に知っていただきたいと願い今回の片頭痛コントロールカレッジを開催する。
◆スティーブ・スギノアムジェン代表取締役社長のコメント
周囲から「たかが頭痛」とつらい症状を理解されず、さらには怠惰や仮病と誤解されたり、偏見に長期
間苛まれる体験をしている片頭痛患者さんは少ない。
片頭痛が社会から正しく理解され、患者さんが適切な治療や対処法にたどり着くことが、この課題解決には大変重要と考える。
片頭痛コントロールカレッジの開催が、この課題解決の一助となり、このカレッジをきっかけに笑顔でいられる患者さんやご家族が一人でも多く増えることを心から願っている。