30か国語対応ワクチン接種証明記録のサービス提供開始  勤次郎

ワクチンパスポートとしての活用も

 勤次郎(本社:東京都)は25日、「HRM&ヘルス×ライフプラットフォーム」の活用によりスマートフォンのアプリ一つで「国内外どこでもワクチン記録・健康情報(30か国語対応)を持ち運べるサービスの提供を開始すると発表した。
 新型コロナウイルスワクチンの接種が普及し、海外に続き国内でも「ワクチンパスポート」の活用が検討されている。「ヘルス×ライフプラットフォーム」上でのPHRデータの活用により、接種記録や証明書をアプリ保存し、国内外の店舗やイベント会場で提示することが可能だ。9月下旬には厚生労働省の接種証明書を30か国語に自動変換する。
 また、外出・渡航先での急な体調不良によるオンライン診療が可能で、アプリに記録した健康診断や日常生活データ(歩数・血圧など)を医師と共有しながら対処することができる。
 さらに、ワクチン接種記録サービスととも『ワクチン接種WEB予診票』 及び 『オンライン診療』 などのサービスも開始する。
 同社では、「ヘルス×ライフ PRO」のワクチン接種管理機能は、これまで接種予約から当日の受付・接種登録・接種データ集計まで、集団接種におけるワンストップサービスを提供してきた。
 今回の『WEB予診票』では、回答がデータベース化されるため、会場スタッフはタブレットやパソコン上で閲覧できるようになった。接種会場の滞在時間短縮を実現し、スムーズかつ確実なワクチン接種をサポートする。
 WEB予診票ツールの特徴および職域や自治体(住民)集団接種時のワンストップサービスの概要は次の通り。

■WEB予診票ツール特徴
・オンライン上での予診票回答・送信・閲覧
・必須項目を設定し、回答漏れを防止
・病気やアレルギー疾患を持つなど注意が必要な従業員をリスト上でマーキング(ビックリマークにて表記)

アプリ内web予診票画面イメージ

予診者リスト画面イメージ

■職域や自治体(住民)集団接種時のワンストップサービス
1. 接種前
①接種予約の管理
 接種日時や会場・定員数を登録し、接種依頼を通知。接種者は予約・再予約・予約取り消しを行うことができる。

②WEB予診票
 WEB上で予診票に回答できる。また、結果をデータベース化する。

2. 接種当日

③接種会場の受付
 タブレットやパソコンで予約者リストを確認できる。
④緊急受付
 当日キャンセルなどでワクチンの余剰が出た場合、必要人数を算出し緊急受付ができる。

⑤予診票確認・予診・接種の登録
 スタッフ・医療者がその場で登録し、リアルタイムで接種者リストに反映する。
3. 接種後
⑥ 接種者の集計管理
 接種回数や予診結果など、V-SYS登録に必要なデータを出力できる。

⑦ V-SYS登録代行サービス
 V-SYSへの登録手続きを代行する。

■対応する30か国語:日本語、英語、中国語(北京語)、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、イタリア語、アラビア語、韓国語、インドネシア語、ベトナム語、ノルウェー語、スウェーデン語、フィンランド語、オランダ語、ポーランド語、チェコ語、スロバキア語、ルーマニア語、ハンガリー語、セルビア語、ブルガリア語、ギリシア語、トルコ語、ネパール語、ミャンマー語、タイ語、アイスランド語

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