田辺三菱製薬は23日、7月1日より第9回「道修町たなみん寄席」のオンデマンド配信を開始して、道修町の薬屋を舞台とする創作落語を公開すると発表した。
同社は、2017年から年2回、大阪の歴史と文化にふれるくすりの町の落語会「道修町たなみん寄席」をライブやオンデマンド配信形式で開催しており、同活動は企業メセナ協議会の「This is MECENAT 2020」に認定されている。
7月1日からオンデマンド配信を開始する第9回では、道修町の薬屋を舞台とした同社の歴史にもまつわる創作落語を公開する。
また、第9回から大阪の町に繰り出して、大阪の町の歴史や落語ネタとのつながりを紹介する「上方落語×大阪まち歩き」シリーズをスタートし、道修町がそのオープニングを飾る。
道修町は、江戸時代から続く「くすりの町」で、今でも田辺三菱製薬をはじめ50社近い製薬・薬品会社が本社を構えるほか、医薬品を起点とする各社の展示施設が並ぶエリアを「道修町ミュージアムストリート」と名付け、町を挙げてくすりの町をPR している。
今回の大阪まち歩きでは、出演者が道修町を歩きながら、トークを交えて町の歴史や道修町ミュージアムストリートを紹介する。今後も同様に、大阪の各地を巡りながら、町の魅力を発信していく。
田辺三菱製薬は、「道修町たなみん寄席」を開催するほか、田辺三菱製薬史料館の公開を通して、大阪の歴史や伝統文化を身近に触れる機会を提供することで、多様な地域文化の継承や地域の振興など、社会課題の解決に向けたさまざまな取り組みをこれからも続けていく。
◆第9回「道修町たなみん寄席」のオンデマンド配信の概要は、次の通り。
・配信開始日時：2021 年 7 月 1 日（木） 10:00
・タイトル：「上方落語で歩く大阪」道修町ミュージアムストリート編
・配信サイト：道修町たなみん寄席ホームページ（https://www.tanamin-yose.net）
・視聴料：無料
・演目：
１. 大阪まち歩き 「道修町ミュージアムストリートを巡る」編
髙島幸次（龍谷大学 REC 顧問）×桂福丸（落語家）×馬場尚子（フリーアナウンサー）
2. 上方落語
桂福丸「薬屋俥（くすりやぐるま）」（道修町の薬屋が舞台の創作落語）
