河上英治会長を再任 京都府薬定時総会

河上会長

 京都府薬剤師会は20日、令和3年度第18回定時総会をWeb開催し、河上英治会長を再任した他、2021年度補正予算および事業計画案を承認した。また、同日開かれた理事会で、神林純二、楠本正明、四方敬介、渡邊大記の各氏を副会長に専任した。
 会長に再任(任期は令和5年度定時総会まで)された河上氏は、まず、「1期目の経験を活かして私の色を少し出しながら、28人の理事でこの2年間会を運営して行きたい」と明言。
 その上で、「事務局、薬局・病院幹部会、さらには地域薬剤師会、大学、行政等各関係団体と協力しながら、新型コロナ感染症や改正薬機法など様々な対処すべき課題について、優先順位を付けながらポイントを絞って対応していく」と所信表明した。
 また、祝辞の中で土師雅弘京都府健康福祉部薬務課長は、「京都府では、新型コロナワクチンの大規模接種を15日より開始している。ワクチン相談センターも開設して府民の相談に対応している」と紹介。
 さらに、「薬剤師の皆さんには、引き続き会場でのワクチン分注等へのご協力をお願いするとともに、府民が十分理解した上でワクチン接種できるように正確な情報提供をお願いしたい」と要望した。
 土師氏は、8月からスタートする地域連携薬局・専門医療機関連携薬局の認定にも言及し、「京都府薬務課では、地域医療に貢献し、地域から求められる薬局薬剤師の確保に向けて、薬剤師会としっかり連携しながら取り組んでいきたい。一層の力添えをお願いしたい」と呼びかけた。
 令和3年度補正予算では、前期繰越金として6187万9000円が確定し、繰越予算額5000万円との差額の1187万9000円が補正額となった。補正予算では、そのうち1000万円をFAXコーナー運営費に、残りの185万9000円を予備費に計上した。
 一方、2021年度事業計画では、2020年度を振り返り、事業実施における課題として、「運営方法」と「協議内容」が指摘された。
 運営方法では、コロナ禍でハイブリッド方式の会議が導入されたものの、会長や専務理事、他の役員や事務局員の接触時間の短縮(1時間以内)を考慮したため、十分な時間が取れなかった。
 協議内容については、常務理事会の報告、協議事項が薬局部会の案件に集中し、病院部会の案件や相互の連携等の共通課題を十分に理解できなかった。
 こうした点を踏まえて、Webを用いた常務理事会、理事会の開催においては、概ね2時間を確保する。また、協議内容については、薬局薬剤師部会、病院・診療所薬剤師部会、学校薬剤師部会等で、より練り上げられたものを常務理事会で確認調整し、「会運営の質を上げるとともに、とりわけ連携関連の事業について協議する場を強化していく」(河上会長)。

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