「アストラゼネカの森」開設で大阪府、岸和田市と協定締結

 アストラゼネカは18日、大阪府岸和田市に開設する「アストラゼネカの森」に関する協定を大阪府および岸和田市と4月30日に締結したと発表した。
同契約は、アストラゼネカが、大阪府が推進する事業者が環境保全の一環として「森づくり」に取り組むための制度の「アドプトフォレスト」への参画を目的に締結されたもの。
 アストラゼネカは、2020年1月に宣言した “アンビション・カーボンゼロ”に基づき、2025年までに日本を含むグローバル全体での自社事業からの温室効果ガス排出量ゼロ、および、2030年までにバリューチェーン全体でカーボンネガティブ(排出量より削減量が多い状態)の達成を目指し、様々な取り組みを進めている。
 樹木は、大気中の二酸化炭素を吸収し、気候変動による社会への影響を軽減する上で重要な役割を果たすため、アストラゼネカでは、2025年までに世界で5,000万本の樹木を植える「AZフォレスト」に取り組んでいる。
 今回の「アストラゼネカの森」では、環境保全ならびに地域社会への貢献を目的に、アストラゼネカの社員が、大阪府岸和田市稲葉町(ゆめみヶ丘自然エリア内)において、植樹、竹林整備、下草刈り等を行う。
 同取り組みは、アストラゼネカが大阪府と本年1月に締結した包括連携協定に基づいており、包括連携協定の6分野における「環境」および「地域活性化」の活動を推進する。
 主な協定概要は、次の通り。
1.名称:アドプトフォレスト アストラゼネカの森協定書
2.目的:
・自然環境並びに景観の保全
・地域の方との交流
3.内容:竹林整備、下草刈り、植樹、散策道整備
4.実施箇所:大阪府岸和田市稲葉町(ゆめみヶ丘自然エリア内)
5.締結日:2021年4月30日(同日より適用)

タイトルとURLをコピーしました