睡眠業界の横断組織「睡眠サービスコンソーシアムに」参画 アキュリスファーマ

 神経・精神疾患領域における革新的な治療薬の開発と商業化を推進するアキュリスファーマは2日、睡眠業界の横断組織の「睡眠サービスコンソーシアム(Sleep Services Consortium)」に参画したと発表した。
 睡眠サービスコンソーシアムは、ニューロスペースが発起人を務め、睡眠関連の事業者・仲介者・ユーザー・アカデミアなどにより2020年2月に設立されたもの。生活者が安心して、かつ安全に適切な睡眠サービスを享受できる社会の実現を目的としており、設立以来、寝具・食品・テクノロジー等、睡眠に関連する様々な業種の企業が集まり、睡眠を取り巻く業界の課題や今後の望ましい方向性、情報提供のあり方の検討やサービスガイドラインの策定など多岐にわたる啓発活動等を行ってきた。
 新しい製薬モデルを目指すアキュリスファーマでは、Beyond-the-Pill(超薬)の概念のもと、医薬品の枠
を超えて睡眠に関わる社会課題の解決を目指しており、こうした業種の垣根を越えて睡眠の質向上に取り組む団体の趣旨・理念に賛同し、今回、参画を決定した。
 睡眠サービスコンソーシアム事業内容は、次の通り。

(1) 睡眠及び睡眠サービスに関わる調査研究及び情報発信・提供
(2) 睡眠及び睡眠サービスに関わるガイドライン等の作成及び情報発信・提供
(3) 睡眠及び睡眠サービスの品質向上並びに性能評価についての調査、研究、開発及び支援
(4) 睡眠及び睡眠サービスの品質表示の推進及びマークラベル等の発行
(5) 情報発信・提供のための Web サイト等の電子媒体、交流の場及びセミナー等の開設及び運営、
並びに会誌その他の出版物の編集及び刊行
(6) 関連諸団体、関係省庁又は地方公共団体等との情報交換及び連携・協力のための活動
(7) その他本会の目的を達成するために必要な活動

 今後アキュリスファーマは、自社が取り組む医療分野の知見や研究結果の提供により、睡眠サービスコンソーシアムの活動に貢献していく。

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