日本オープンイノベーション大賞「選考委員会特別賞」受賞  COINS

 文部科学省・科学技術振興機構「センター・オブ・イノベーション(COI)プログラム」の川崎拠点COINSは18日、日本オープンイノベーション大賞 選考委員会特別賞を受賞したと発表した。
 日本オープンイノベーション大賞は、わが国のオープンイノベーションのさらなる推進のために、今後のロールモデルとして期待される先導性や独創性の高い取組を称えることを目的としており、内閣府が主催している。
 COINS は、川崎市産業振興財団 ナノ医療イノベーションセンター(所在地:川崎市川崎区殿町、略称:iCONM)を中核機関とし、2045年までに、ウイルスサイズのスマートナノマシンが体内の微小環境を自律巡回し、24時間治療・診断を行うという「体内病院」システムの構築を目指している。
 今回の受賞では、大学、企業、研究機関、自治体等の産学官連携により、スマートライフケア社会への変革の実現に向けた研究を実施、「世界で最もイノベーティブな拠点」を目指し、自立的なイノベーション・プラットフォームの形成を図っている点が評価された。
 シックケア社会からスマートライフケア社会への変革、つまり「いつでもどこでも誰もが心身や経済的負担がなく、社会的負荷の大きい疾患から解放されることで自律的に健康になっていく社会」を目指して、COINS はこれからも邁進していく。

タイトルとURLをコピーしました