東京都の次世代ウェルネスソリューション構築事業にシミックのharmo事業採択

 東京都が実施するデータを活用した「次世代ウェルネスソリューション」構築に向けた事業化促進プロジェクト事業に、シミックヘルスケアのharmo事業が採択された。
 これに伴い同社は、本年10月から2021年2月にかけて、電子お薬手帳サービス「harmo(ハルモ)」が保有するデータに基づいた患者への情報配信による服薬アドヒアランス向上を目指した事業を実施する。
 東京都は、デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出す「スマート東京」の実現に向け、先端技術等を活用した分野横断的なサービスの都市実装を目指している。
 シミックヘルスケアは、同事業の提案者(代表団体)として、harmoを通じて蓄積されている匿名化された調剤データに基づいて絞り込まれた患者群に対し、薬の適正使用情報を配信して行動変容を促進するサービスの事業化を目指した検証を行う。
 シミックヘルスケアは、harmoを最大限活用することで疾患の予防研究や新たなウェルネスサービスの創出・拡大を推進し、ひとびとのより良い生活とヘルスケアの革新に貢献していく。
 プロジェクト概要は、次の通り。
1.目的
・ウェルネスデータに基づいて、絞り込まれた患者群に薬の適正使用情報を配信して、行動変容を促すサービスの事業化の可否を検証する。
・お薬手帳データを用いた患者への情報配信サービスの実証実験を通じて、対象年齢層や疾患全体に横展開するためのエビデンスを獲得する。


2.事業内容
・電子お薬手帳サービスに蓄積している匿名化調剤データによって絞り込まれた患者に薬の適正使用情報を配信
・配信結果、アンケート結果、服薬継続状況の分析を通じて、患者の行動変容に与える影響等を検証

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