新型コロナDNA ワクチン阪大病院でP1/2相試験開始  アンジェス

 アンジェスは8日、新型コロナウイルス感染症 DNAワクチンについて、大阪大学医学部附属病院でのP1/2相試験開始を予定通り開始したと発表した。 同試験は、ワクチンとして最適な接種間隔および接種回数等の検討を目的としたもの。ワクチン開発は、計画通り進んでおり、接種完了後、経過観察を経て、大阪市立大学医学部附属病院および大阪大学医学部附属病院でのP1/2相臨床試験成績を総合的に判断する速報結果を、2020年第4 四半期に公表する予定である。
 大阪大学医学部附属病院でのP1/2相臨床試験概要は次の通り。>
 ・目的:健康成人志願者を対象とした、筋肉内接種における治験薬の安全性及び免疫原性の評価
 ・目標症例数:30 例(用量 2.0mg:①10 例による 2 週間間隔での 2 回接種、②10 例による 4 週間
間隔での 2 回接種、③10 例による 2 週間間隔での 3 回接種)
 ・予定試験期間:2021 年 9 月 30 日まで(第1回目接種から52週間のフォローアップ期間を含む)
 経過観察後のトップラインデータとしての試験結果は、2020年第4四半期に公表する予定
 なお、同件が今年度の通期連結業績に与える影響は現在精査中である。

タイトルとURLをコピーしました