シミックとアキュルナは26日、mRNA医薬品をテーマとしたウェビナー「mRNA創薬の最前線」を7月14日および28日に共催したと発表した。両社は、mRNA医薬品への関心を高め、グローバルな連携を推進し、その開発の加速に取り組んでいる。
ウェビナーには、製薬・バイオ企業やアカデミア等の関係者ら450名以上が参加し、mRNA医薬品の開発ならびに臨床応用の可能性や今後の展望を紹介する講演に熱心に耳を傾けた。
同ウェビナーでは、国内mRNA医薬品研究の第一人者である東京医科歯科大学および東京大学の演者や、mRNA医薬品開発で世界をリードするModerna, Inc.(米国)とBioNTech RNA Pharmaceuticals GmbH(ドイツ)の研究者らが、感染症とがん治療に関するmRNA医薬品の基礎や臨床応用に関する最新情報等について講演。また、BioNTech社の講演では、独自のmRNA技術を活用した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン候補に関する最新情報についても紹介された。
大石圭子シミックホールディングス代表取締役 社長執行役員 COOは、「本ウェビナーは、参加者の方々に対し、テクノロジーと臨床応用の両方の観点からmRNAの最新情報をお伝えできたと確信している」と明言。さらに、「mRNA研究に関する世界的エキスパートの方々の講演により、mRNA医薬品研究・開発を行うアカデミアや製薬・バイオ業界における、コミュニケーションとネットワーキングを推進することができた」とコメントしている。
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一方、秋永士朗アキュルナ代表取締役社長は、「DDSは、mRNA医薬品開発において成功の鍵であり、本ウェビナーにおいてもmRNA医薬品の臨床応用における幅広い可能性が強く示され、DDSについて関心が示された。本ウェビナーが、今後のアカデミアと医薬品業界におけるコラボレーションの更なる活性化につながることを願っている」と述べている。