リネン提供事業者向け『クレベリンW リネン用』新発売   大幸薬品

「クレベリンW リネン用」注入装置

 大幸薬品は24日、二酸化塩素分子のチカラでウイルス・菌・ニオイを除去する衛生管理製品『クレベリン』シリーズより、リネンサプライ事業者の連続洗濯機向けに『クレベリンW リネン用』を新発売した。
 『クレベリンW リネン用』は、病院・ホテルのシーツ、タオル等のリネン製品の付着ウイルス・菌の除去を目的に、リネンサプライ事業者の連続洗濯機専用に大幸薬品が日本医療産業の協力のもと、3年を要して開発したもの。
 同製品使用時には、専用の別売「クレベリンリネン用 注入装置」(東京洗染機械製作所社製) を要する。「クレベリンリネン用注入装置」の設置により、連続洗濯機の最終槽に被洗物が送られると、この注入装置から『クレベリンWリネン用』 (A液、B液、C液の3液)より調製した二酸化塩素水溶液が連続洗濯機に自動注入される。この最終槽に注入された二酸化塩素水溶液が、被洗物に付着するウイルスや菌を除く。
 二酸化塩素分子は、ウイルスや芽胞菌を含む細菌を除去し、その特異的な酸化作用により、ウイルス・菌のタンパク質を酸化して、構造変化させることで、その機能を不活性化すると考えられている。また、カビの菌糸の成長抑制も明らかになっている。
 大幸薬品では、今後も常に顧客ニーズに応えるべく、商材開発・用途提案など、積極的に取り組んでいく。また、大学や研究機関とも連携して、二酸化塩素の安全性・有効性に関するデータを集積しており、「より一層の研究活動を通じ、エビデンスに基づく製品を世に送り出す」方針を示している。

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