大幸薬品は13日、北里研究所が取り組む新型コロナウイルス感染症治療薬の早期発見に向けた「COVID-19(新型コロナウイルス)対策北里プロジェクト」の社会的使命に賛同し、300万円を寄付したと発表した。
北里研究所の当該プロジェクトでは、新型コロナウイルス患者の検体に含まれる病原因子SARS-CoV-2を分離し、同ウイルスに対する国内外の既存承認薬のスクリーニングを大規模に実施する予定で、治療薬の早期発見による新型コロナウイルス感染患者の救命を目標に掲げている。
大幸薬品では、衛生対策による「快適な生活環境」、胃腸内環境改善による「健全な体内環境」の実現に向けた事業活動・社会貢献活動を通じ、人々が健康で安心して暮らせる社会の実現を目指している。今回の北里研究所の本プロジェクトへの寄付を通じても、感染症という社会課題の解決に寄与する。
近年、世界的な新興感染症や、さらなるパンデミックの脅威、また医療現場での薬剤耐性菌による院内感染への対策が急務になっている。こうしたリスクに備えるため、大幸薬品では、今後も大学や研究機関などとのより一層の研究活動を通じて、エビデンスに基づく製品を世に送り出し、 社会貢献していく。