武田薬品は26日、2月29日の「世界希少・難治性疾患の日」(Rare Disease Day、RDD)にちなんで、東京をはじめとする全国 53 カ所の会場で開催されるイベント「RDD Japan 2020」に協賛すると発表した。
本年は、年明けから続いている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対策として、当初 2 月 29 日に予定されていた「RDD Tokyo」のイベントが5月30日に延期された。さらに、多くのRDD2020 公認イベントも延期されるため、イベントは 5月頃まで実施される予定。
希少疾患は、一つひとつの疾患は希少であるが、世界中に3億人以上の患者が存在し、6000以上の希少疾患が知られている。
武田薬品は、より良い診断や治療による希少・難治性疾患の患者のQOLの向上を目指すRDDの趣旨に賛同し、2014年から継続的に協賛してきた。今回は、ジャパンファーマビジネスユニットにおけるシャイアー・ジャパン統合後の武田薬品として初めてのRDD協賛となる。
5月30日のRDD東京会場(六本木)では、同社が注力する希少疾患の一つである遺伝性血管性浮腫(HAE)について説明するセッションを開催する。
また、 2月1日には、希少疾患を取り巻く環境の改善に向けて、RDD日本開催事務局と協力し、企業主催のRDDイベントとして「Rare Disease Day 2020 シンポジウム」を開催した。同シンポジウムを通して、希少疾患を取り巻く様々なステークホルダーとの継続的な協働を目指す。同シンポジウムの概要は、https://www.asahi.com/ads/rddsymposium2020/ で閲覧できる。