診療報酬改定は0.5%増 医療費ベースで2500億円 伊吹文明衆議院議員が説明

伊吹氏

 自由民主党薬剤師問題議員懇談会会長の伊吹文明衆議院議員は、京都府薬の「新年のつどい」の来賓祝辞で、本年4月の診療報酬改定について言及。次の通り説明した。
 日本医師会会長、日本歯科医師会会長、日本薬剤師会会長、厚労省幹部3名が伊吹氏の事務所で今後の折衝を行った。さらに、財務局との話し合いで、約0.5%の技術料改定(医療費ベースで2500億円)が決まった。
 医療報酬の配分比は、医師1:歯科医師1.1:薬剤師0.3。技術料の具体的な配分については、予算成立後、中央医療審議会で決定する。薬剤師の取り分をどの部分に配分するかも、中医協において日薬の代表との話し合いで決められる。
 今回の予算折衝段階においても、「敷地内薬局の技術料減額」は決定している。また、「かかりつけ薬局機能」を重要視し、服薬指導とともにセルフメディケーションや受診勧奨など様々な薬剤師職能を実施している薬局については、きちんと診療報酬上の配分が行われる。
 

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