三菱ケミHの田辺三菱製薬完全子会社化TOB成立

 田辺三菱製薬は8日、三菱ケミカルホールディングスによる田辺三菱製薬のTOBが成立したと発表した。
 支配株主である三菱ケミカルホールディングスは、田辺三菱製薬の完全子会社化を目的に昨年11月19日よりTOBを実施してきたが、同公開買い付けが本年1月7日で終了。応募券等の総数が1億9735万5170株となり、買い付け予定数の下限(5767万0731株)を上回ったため、応募株券の全買い付け等を実施する。買い付け価格は1株2010円。
 田辺三菱製薬は、現在、東京証券取引所市場第一部に上場されているが、応募株券の全買い付け等実施後、所定の手続きを経て上場廃止となる。
 現在のところ、三菱ケミカルホールディングスの田辺三菱製薬完全子会社化へのスケジュール詳細は決まっておらず、今後、決定次第公表される。

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