ファーストラインの肺がん対象P3試験で好結果      小野薬品

小野薬品は23日、ファーストラインの肺がんを対象としたP3試験(CheckMate-9LA試験)において、オプジーボと低用量のヤーボイに化学療法を追加した併用療法が、化学療法と比較して、良好な全生存期間を示し、主要評価項目を達成したと発表した。
 CheckMate-9LA試験は、小野薬品が提携しているブリストル・マイヤーズ スクイブ社が実施しているもので、進行非小細胞肺がん(NSCLC)患者を対象としたピボタルなP3試験。
 オプジーボと低用量のヤーボイに化学療法2 サイクルを追加した併用療法が、予め計画していた中間解析で、主要評価項目である全生存期間(OS)を達成した。
 同試験の対照薬群として、化学療法を最大4 サイクル施行し、その後に任意で維持療法を施行した。同試験における併用療法群の安全性プロファイルは、ファーストラインのNSCLC 治療において免疫療法と化学療法との併用療法でこれまでに認められているものと一貫していた。

タイトルとURLをコピーしました